こんにちは、一龍あらため、旅とガジェット好きの読書屋ことなおさん（@ichiryuu）です。
今日ご紹介するのは、
メンタリストDaiGo（著）『「好き」を「お金」に変える心理学』PHP研究所
です。
タイトルからして今の僕にはど直球の著書。
実はかなり以前に読んでいたのですが、実際にフリーランスになったのを機に再読してみたので改めてそのポイントを紹介することにしました。
好きなことで行きていきたいと考えている方は必見です。
では早速、気になるポイントの読書メモをシェア！
メンタリストDaiGo（著）『「好き」を「お金」に変える心理学』の読書メモ
★お金を生む無限ループと４つのステップ
STEP0:自分が「本当に好きなこと」を見つける
STEP1:「好きなこと」を極めていく
STEP2:「好きなこと」を収入に結びつけていくための工夫をする
STEP3:「好きなこと」で得たお金を再投資する
無限ループとは「好きなことを選択し、そこに集中してお金を使い、それが稼ぎになり、さらなる選択と集中を行い、収入が増えていく仕組み」です。
無限ループを回せるようになれば、得られる収入はどんどん増えていくので、お金の心配をしなくてすむようになります。またそのお金を全部好きなことに投入できるので、いつも幸せでいられるわけです。
★「好きなこと」をマネタイズする５つのポイント
好きなことを宣言して、人に知ってもらう
自分がやりたいことをできるようになるためには「私はこれが好きであり、得意です」「その得意なことを活かして、こんなことができます」ということを周囲に公言することが欠かせません。
初対面の人であろうがなんだろうが、できるだけたくさんの人に「あなたの好きなこと」「得意なこと」を話すべきなのです。ここでは言葉にすることそれ自体が、投資になります。
ただし、アピールだけでは受け取る相手にとっては「ただの押し付け」となってしまう可能性があります。そこで、大切になるのが「コミットメント」です。
「自分はこういうことが好きだから、何か困ったことがあったら言ってください。力になれます」と。これがコミットメントです。
自分の得意分野をアピールするだけでなく、相手の需要にコミットして、磨いた能力を発揮し、助ける準備があることを宣言していきましょう。
ギブ＆ギブ 人を助けると大きなお返しがある
「返報性の法則」＝人は誰かから何かをしてもらうと、必ずそのお返しをしなくてはいけないと感じる心の働きのこと
この法則で興味深い点は、助けてもらった人が「自分が受け取った恩以上のお返しを相手にしなくてはいけない」という気持ちになることです。
「ギブ＆ギブ」では、この返報性の法則を使って、あなたの身の回りに味方を作っていきます。できれば、「アピール&コミットメント」と並行して進めると効果的です。
ポイントは先手必勝で、さりげなくプレゼントすること。たとえそれが飴玉１個でも、毎日繰り返し何度もプレゼントすることで、「何だかあの人には、いつも気にかけてもらっているな」という印象を相手の胸に刻むことができます。
「好きなこと」を通じて他人に「貢献」する
コミットメントが「貢献する準備がありますよ」という宣言ならば、「貢献」は言葉通り、あなたの「好きなこと」で他人の役に立つ行動を起こす段階です。
「好きなこと」を通じて他人に貢献するためには、自分の夢ばかり語るのではなく、相手の夢に耳を傾けることも大事です。
「弱いつながり」こそ大切にする
好きなことを突破口にして新しい世界に飛び出したいとき、今いるコミュニティの外にチャンスを求めるときには、自分とは異なる環境にいる「弱いつながり」の人たちとのつながりが役立つのです。
決断すべきときは「直感」を信じる
論理的に考え、熟考の末に行動するときと、直感によって物事を判断している時では、脳で行われている情報処理のプロセスが全く異なる
イスラエルの大学の研究では、直感によって下された判断の90%は的中するという結果が出ています。
人は意識的、論理的に思考しても無理なことに対して、直感的に判断することで正しい選択ができる
あれこれ考えると行動が止まってしまいます。あなたの好きなこと、得意なことをチャンスに変えていく決断をするときは、直感を信じましょう。石橋を叩いているとチャンスは過ぎ去り、今までと近い場所にしかたどり着くことができません。
★スキルを磨く再投資7つのルール
１ 物より経験を買う
物を買うよりも、好きなこと、得意なことを伸ばし、磨いていくことのできる経験にお金を使っていきましょう
２ 価格＜価値のあるものに使う
可能性に対してはきちんとお金を使うことが大切で、価値につながらないものや体験には、1銭も投じないほうがいい
あなたがまず持つべきなのは、「お金を使ったら、それ以上のリターンを得る」という意識です。そして、どうしたらリターンを得られるかをいつも考えるようにしておきます
加えて、「回収できないようなものには、お金は使わない」という意識を持つことが大切です
「お金を使ったら、必ずリターンを得る」という意識とともにもう一つ、「お金を使ったら、それを必ず仕事に結びつける」という意識を持つことも大事です。
３ 本に使う
「お金は、自分なりの価値の物差しを持って使う」
この「自分なりの価値の物差し」を鍛えるためには、お店で値札を見る前に、「自分だったらこれはいくらで買うか」を、いつも考えるようにすることです。
本から得た知識。それを実践することで得た経験。それは誰にも奪えません。そして、あなたの中から消えることがありません。むしろ、読めば読むほど、使えば使うほど価値が高まり、いつまでもお金を稼ぎ出す手助けをしてくれます。
４ 自分より他人に使う
「強いつながりだけではなく、弱いつながりも大切にして、より多くの人に与える」「一人ひとりの可能性を信じ、能力を引き出そうとする」「より多くの人を巻き込みながら、最大限の成果を上げ、みんなで喜びを分かち合えるwin winの状態を作ることを目指す」といったことを実践していきましょう
５ 任せるチームを作るために使う任せるチームを作るために使う
「自分はこれが好きだ。これができる」ということを周囲にしっかりとアピールすることが大事です。すると自分の「好き」や「これをやりたい」に共感した人が集まってきます。その中から、自分にはない能力を持っている人を仲間として選んでいきましょう。もちろん、報酬は高めで。そうすることで、自分の「好き」を「仕事」にしたときに、それを支えてくれる人たちが得られます。
６ 手間を減らし、時間を買うために使う
あなたが「好きなこと」「得意なこと」を軸にした無限ループを増そうと考えているなら、少なくとも時間がお金よりも尊いと言うことを知っておかなければなりません。
そして、再投資の際は自分の使える時間のうち、20%を「好きなこと」「得意なこと」に投じるよう心がけていきましょう。
７ 力が最大化する組み合わせに使う
今あるあなたの武器に掛け合わせることで、その力が倍増する第二の「好きなこと」「得意なこと」に再投資していくという手法です。
「好きなこと」を「仕事」に結びつけるときには、せっかくやるなら、まだ誰もやっていないことを「仕事」にすることを目指したほうがいいのです。
メンタリストDaiGo（著）『「好き」を「お金」に変える心理学』感想
◆お金を生む無限ループを着実にこなすこと
まず、本書のタイトルに有るように「好き」を「お金」に変え、さらにそれを仕事にしていくための方法は凄くシンプル。
読書メモの最初に記したとおりです。
「お金を生む無限ループ」の４つのステップを繰り返すだけです。
僕も思いますが、これ以外にないと思います。
◆インターネットを活用する
しかし、問題なのは「好き」をどうやって「お金」に結びつけていくか。
ここに大きな壁があります。
今回の読書メモではマネタイズのための５つのポイントを簡単に紹介しましたが、これらは
マネタイズのための5つのポイントは、それぞれ独立したものではなく、影響しあって相乗効果を上げていくものです。
とのこと。
同時進行で進めていき、ある臨界点をこえたらチャンスがやってくるという感じを僕はもっています。
そこまで夢中で続けられるかが勝負どころではないでしょうか。
それと、現代のように、「好き」を「お金」に変えて仕事にしているひとが増えた背景にはインターネットの発達と活用があります。
が、本書では不思議とインターネットは登場しません。
マネタイズのときにインターネットの活用方法を考慮することがより目標への近道になることは間違いありません。
その点は、他のインフルエンサーさんや、ネットを中心に活躍されている方の方法論を参考にすることをおすすめします。
◆まずは好きなことを発見すること
ところで、そもそも論ですが、好きなことがはっきりわかっているという方は迷うこと無くその道を突き進むだけですよね。
ところが、世の中には「好きなことがわからない」という方がものすごくたくさんいることも事実。
そういう方のために本書では好きなことの見つけ方も第２章まるまる使って説明してくれています。
ポイントはフロー体験。
寝食を忘れるぐらい夢中になれるものはなにか？ という観点で探すのですが、「そこまで夢中になれるものがない」という方も大丈夫です。
「ちょっと好き」程度のことでも、繰り返し続けていると「すごく好き」になるそうです。
なので、とにかく何でもやってみることですね。
詳しくは本書に照らし合わせて確認てみてください。
目次
Prologue あなたの人生の幸せには、どのくらい「お金」が必要ですか？
第１章 幸せを遠ざける、お金に関する不都合な三つの事実
第２章 「好きなこと」を極めるために大切なこと
第３章 お金を生み出す５つのチャンス
第４章 スキルを磨く再投資７つのルール
Epilogue 改めて「お金」とは？ 「稼ぐこと」「使うこと」とは？
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